永遠のリアクション芸人「出川哲郎」の名言に学ぶ人生哲学

   

 

いらっしゃいませ。

最近笑えていますか?
スマホに目を奪われ、テレビを見る時間が減った方も多いように思います。
テレビの中にはたくさんの人がいて、色々なことをしています。
テレビこそが至上とは思いませんが、たまには昔のようにぼーっと眺めてみてはいかがでしょう。

今回はテレビで見ない日はない、芸人出川哲郎さんの言葉を考えてみます。

出川哲郎さんといえば、言わずと知れたリアクション芸人です。
おでんや熱湯風呂の様子は今すぐにでも思い浮かべることができます。
体を張ってお茶の間を笑わせてきた彼の人生観とはどんなものでしょうか。

 

出川哲郎の名言

 

才能なんかなくても何やったって生きていけるよ!

 

嫌いな男ランキングで殿堂入りしたり、汚れキャラとしてでも進んできた出川さんの言葉です。
人生の本質をついているように私には思えました。

現在子供は一生懸命勉強して、いい学校に入って、いい会社に就職することが美徳だという風潮が残っています。
そして、その道から外れてしまうことを極端に恐れるようになりました。

うまくいかなければ、自分を棚上げして、「あいつには才能があるから」と、「自分にも才能があれば」という考えが根付いてしまっています。

誰かと比べることなしでは生きられなくなったのです。

もしも自分に才能があればもっと成功できたでしょうか?
あの人は才能があったから成功できたのでしょうか?

そしてそもそも、成功とは人生の途中にあるのでしょうか?

 

私は、人生が終わるときに「最高の人生だった」と思えることが成功だと考えています。
生きている間のあれこれは、絶対的な成功ではないと思っているのです。
それは裏を返すと、失敗でもないわけです。

もちろん短期的な意味で成功と言う場合もありますが、それはあくまで今よりもよくなった、という意味で、相対的なものです。

そう考えると、生きていることそのものに価値があると感じます。
出川さんのこの言葉は、そんな核心に響くのです。
似たような言葉を以前ご紹介したことを覚えていますでしょうか。
そうです。バカボンパパの「これでいいのだ!」です。

参考記事:赤塚不二夫「天才バカボン」の名言に学ぶ人生哲学

どちらの言葉も、人生をありのまま受け止めて、笑って生きるという本質を孕んでいます。

「才能」は便利な言葉です。
努力を無視して他人を評価し、自分を値踏みできます。
そうすることで頑張る人と同じ土俵に立たずに済むのですから。

人生において才能という要素はもちろんありますが、それが絡んでくるのは努力の果てです。
なにもしないままに、才能を盾にして逃げるのはよくありません。

自分がしたいことや好きなことには一生懸命になるべきです。
本気で頑張りつくしたあとに、気づけば「才能なんかなくても何やったって生きていけるよ!」という言葉が本当に理解できます。

 

私たちはインターネットで、なんの経験もなくても先人たちの言葉や生き様を学ぶことができます。
出川さんのこの言葉も、何十年生きてやっと出てきたものです。
それを簡単に知ることができるのですから、ぜひとも有効活用しましょうね。

かのアイザック・ニュートンもこう言っています。

もし私が遠くを見ていたならば、それは巨人の肩の上に立っていたからだ。

これはもともと皮肉のメッセージだったという話もありますが・・・^^;

巨人の肩に立っていた、とは、過去の偉大な研究者が何年もかけて作った成果を使うことができるという意味です。
今までの研究の上に成り立っているんだ、と解釈してください。

これと同じように、私たちも色んな情報を自分の経験値にしてやりましょうね。

 

それでは今回はここまで。
これだけ体を張ってきた人です。
学ぶべきところは多いですね。

毎度ながら、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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